診療時間 日/祝
9:00~12:30 -
15:00~18:30 - - -

【受付時間】

午前8:30~12:20
午後14:30~18:20

086-265-9200
閉じる
部位から探す
Body
HOME > 部位から探す > 手・指の痛みやしびれ

手・指の痛みやしびれ

手・指の痛みや痺れは様々な原因で起こります。
患者様の原因を特定し、個人個人の症状に合わせた適切な治療を行います。
手首や指が痛くて曲がらない
手や指がしびれる
指がまっすぐに伸びない
指が変形している
手がこわばって、動かしづらい
手作業(お箸、書字、ボタン操作)が不器用になった

代表的な疾患

・腱鞘炎 ・ばね指 ・リウマチ ・ガングリオン ・手根管症候群
・へバーデン結節 ・頸椎椎間板ヘルニア ・頸椎症性神経根症

腱鞘炎(ドケルバン病/ばね指)

骨と筋肉をつなぐ腱や、腱が通るトンネルである腱鞘に炎症が起こり、指を動かした際に痛みが生じます。引っかかるような動きにくさを認める場合もあります。出産期や更年期の女性に多く見られます。

症状

指を動かした際に、痛みや動きづらさを認めます。関節が腫れることもあります。物をつかんだり、握ったりすると痛みが強くなります。
手首の親指側にある腱鞘が炎症したものを「ドケルバン病」と言い、手首は腫れ、親指が伸ばしにくくなります。
指が引っかかる・伸びにくいといった症状や曲がった指を伸ばした時にカクンと伸びる「ばね現象」を認めるものを、「ばね指」と言います。

原因

腱と腱鞘による摩擦が生じ、腱鞘が分厚くなって、腱と腱鞘が炎症することで起こります。多くは、指の使いすぎによって引き起こされ、日常生活で指や手を多く使う活動(スマートフォンの操作など)やスポーツなど様々な原因が考えられます。

治療法

保存療法と手術療法があります。保存療法では、局所の安静、外用薬の使用、消炎鎮痛薬の服用、ステロイド・局所麻酔薬の注射、物理療法などを行います。さらに当院では、理学療法士による運動器リハビリテーションにより、指の動かし方の指導やストレッチなどを行うことで、痛みの軽減や柔軟性の向上を図ります。それでも痛みが強く、再発を繰り返す場合には、手術療法が必要になるときがあります。その際には適切な病院へご紹介いたします。手術後は当院で運動器リハビリテーションを行うことも可能です。

関節リウマチ

自己免疫疾患の一つで、関節に慢性的な炎症が起こり、痛みや腫れを認めます。進行すると、骨や軟骨が変形し、日常生活の動きに支障をきたす可能性があります。30~50代の女性の発症が多いです。

症状

指の関節の腫れや手のこわばりで気づかれることが多いです。腫れや痛みを伴った炎症や関節の変形が、全身の関節に広がっていく場合があります。貧血や倦怠感などの全身症状を併発することもあります。

原因

はっきりとした原因は特定されていませんが、免疫異常や遺伝的要因、細菌・ウイルス感染などの関与が指摘されています。

治療法

現在は様々な内服薬(抗リウマチ薬)や注射薬(生物学的製剤)を使用して、寛解を目指し、痛みや関節破壊の進行を止めます。寛解とは症状が落ち着いているということです。炎症がない時に、理学療法士による運動器リハビリテーションを処方することもあります。リハビリでは、筋力・柔軟性の向上のためのストレッチ・運動や、痛み・変形を認める関節に負担がかからないような動作指導などを行います。当院で対応が困難な強い症状を認める場合は、早急に専門医をご紹介いたします。

ガングリオン

手にできることが多いゼリー状の物質が詰まった良性のこぶ(腫瘤)であり、多くは無症状ですが、痛みやしびれを伴う場合もあります。

症状

無症状であることが多いですが、神経の近くにできると痛みやしびれ等を伴う場合があります。少しずつ大きくなることもあります。また、痛みがなくとも、外見上など気になる方もいらっしゃいます。

原因

はっきりとした原因はまだわかっていません。関節を包む関節包や腱が通るトンネルである腱鞘の一部が袋状になり、そこにゼリー状の物質が溜まって腫瘤が作られます。

治療法

無症状なら特別処置が不要な場合もありますが、腫瘤ができたら病院へ受診し、診断を受けることが大切です。痛みが伴う場合や大きくなる場合には、注射針を刺して注射器で吸引し内容物を排出させます。繰り返し再発が起こる場合には、手術が適応になることもあります。

手根管症候群

手のひらの付け根部分にある骨と靭帯に囲まれた空間を手根管といい、この中に指を曲げる腱と神経が通過しています。この手根管内で何らかの原因により神経が圧迫されることで手指のしびれや痛み、親指の脱力が起こります。

症状

手のひらから、親指、人差し指、中指、そして薬指の親指側半分にしびれが起こります。しびれは朝方に強いことや、自転車や車の運転、編物など手を使うことで強くなりやすく、手を振ると少し楽になるのが特徴です。中年の女性に多く、手の甲はしびれず、手首より手前がしびれることはありません。また薬指の親指側半分しかしびれないので、しびれる部位からある程度診断することができます。症状が進むと、親指付け根の筋肉が痩せてきたり、親指の力が弱まるため、物を落としやすくなったり、親指と人差し指できれいな丸ができなくなったりします。

原因

特発性というものが多く、原因不明とされています。妊娠・出産期や更年期の女性に多く生じるのが特徴です。その他、骨折などのケガ、仕事やスポーツでの手の使い過ぎや、透析をしている方などに生じます。腫瘍や腫瘤などの出来物でも手根管症候群になることがあります。

治療

消炎鎮痛剤やビタミンB12などの飲み薬、塗布薬、運動や仕事の軽減、シーネ固定などの局所の安静、腱鞘炎を治めるための手根管内腱鞘内注射などの保存的療法が行われます。難治性のものや母指球筋の痩せたもの、腫瘤のあるものなどは手術が必要になります。その際には、適切な病院にご紹介いたします。手術後は当院で運動器リハビリテーションを行うことも可能です。

へバーデン結節

ひとさし指から小指の第一関節が曲がって変形したり、赤く腫れたりします。痛みが伴う場合もあります。40代以降の女性に発症しやすいです。

症状

指が動かしにくくなり、細かな作業ができなくなる場合があります。痛みを伴う場合、日常生活などにおける手作業に支障をきたします。

原因

はっきりとした原因はまだわかっていませんが、加齢、使いすぎ、女性ホルモンなどの関与が指摘されています。関節リウマチとは異なります。骨や関節等が変形して起こります。

治療法

局所の安静、消炎鎮痛薬の服用、ステロイドの注射、物理療法などを行います。さらに当院では、理学療法士による運動器リハビリテーションにより、指などの動かし方の指導やストレッチ等も行うことで、柔軟性の向上などを図ります。

頸椎椎間板ヘルニア

首の骨同士の間にある「椎間板」が、飛び出すことで起こります。椎間板は本来クッションの役割をはたしますが、一部位置がずれることで、脊髄や神経根を圧迫して症状が現れます。

症状

首・肩・腕に痛みやしびれなどがみられます。手での細かい動きに支障が出たり、手に力が入りにくくなることもあります。

原因

椎間板の加齢による変化や仕事・スポーツで強い力が加わることで、椎間板の飛び出た部分が、神経を刺激して発症します。また、悪い姿勢での動きが、椎間板の飛び出る原因になる場合もあります。

治療法

保存療法と手術療法があります。保存療法では、消炎鎮痛薬の服用、物理療法などを行います。さらに当院では、理学療法士による運動器リハビリテーションを行います。姿勢・動作の指導、筋力・柔軟性の向上を目的としたストレッチ・トレーニングにより、症状の軽減や再発予防を図ります。保存療法のみで症状の改善が難しい場合には、手術療法が必要になることもあります。その際には適切な病院へご紹介いたします。手術後は当院で運動器リハビリテーションを行うことも可能です。

頸椎症性神経根症

首の骨同士の間にありクッションの役目をはたす「椎間板」の変形や首の骨に出っ張りが形成され、神経根が圧迫や刺激されることで症状が現れます。

症状

首・肩・腕にしびれや痛み、感覚が鈍くなることなどが生じます。筋力が低下することもあります。

原因

加齢による椎間板・背骨の変性や悪い姿勢で動くことが原因となって、神経が刺激されて発症します。

治療法

保存療法と手術療法があります。保存療法では、消炎鎮痛薬の内服、物理療法などを行います。頸椎カラーを処方することもあります。さらに当院では、運動器リハビリテーションによって、頸に負担のかからない姿勢・動作の指導を行い、症状の軽減・再発予防を図ります。保存療法によって症状の改善が見込めない場合、強い痛み・しびれで仕事や日常生活に支障をきたす場合には、手術の適応になることがあります。その際には適切な病院にご紹介いたします。手術後は当院で運動器リハビリテーションを行うこともできます。